パズル道場とは?
パズル道場は、北は北海道、南は九州・沖縄まで約800ヶ所の塾で実施されている、算数のセンスと思考力を育成する脳トレ講座です。(海外進出もスタートしました。)
小学生を中心に実施されておりましたが、一昨年より幼児の為のジュニアコースがスタートした為、年長児(一部年中児も含む)の受講も急増中です。
パズル道場のプログラムは、学校での算数の学力向上はもちろんの事、中学受験の難問対応力育成と図形対策として、また、数年前より複数の専門学校で名称を変えて使用され、公務員試験合格率向上にも役立っております。
関連する書籍や教具が全国各地の有名書店でも販売されており、NHKをはじめとする様々なメディアやマスコミにも注目をされております。(書籍は、学習参考書の老舗の出版社である受験研究社より出版)
さらには、2010年より、パズル道場のプログラムがWebでトレーニングできる『ウェブパズル道場』がスタート。
2012年10月中旬からは、中学生以上も受講でき、かつ、海外(現在5ヶ国語対応)でも受講できるパズル道場インターナショナルWebサイト「B-MAT」もスタートするなど、日々進化しています。
「頭のよい子はセンスがある…」というセンスと、子供の「やる気」。
この2つはよく聞く言葉で、学習においてもなんとなく重要だという事はおわかりか
と思いますが、なぜ重要か?どうやって伸ばすか?についてはいかがでしょうか?
この2つが「なぜ重要か?」を具体的に解明し「どう伸ばすか?」の育成法まで確立
したのがパズル道場です。
算数のセンスとは「イメージ化能力」と「仮説思考力」。
算数のセンスとは、1つは「イメージ化能力」です。これは聞いたこと、読んだことを頭の中で考えられる能力のことです。算数ができる子は途中の計算式を書かずに先生に注意されてしまう…事がよくあります。それは式を書かなくてもできてしまうからです。算数が苦手な子に教えるのは口頭で教えるより、図を書くほうが早くわかります。ということは途中の式や図を書かない子は頭の中でイメージができているということです。
また、イメージ化能力のある子は立体図形が得意です。つまり、難易度が高い立体図形の問題ができるということはイメージ化能力(空間把握能力)が高いというバロメーター。式や図で説明したり、書かせたりする従来の指導だけでは、頭の中に浮かぶイメージ化能力が退化してしまいます。この「空間を把握する能力」は勉強だけでなく、スポーツ選手や医師、建築士など、様々な職業におい必要な能力です。
そして、算数のセンスの2つ目は「仮説思考力」です。自分の作戦をたてられるかどうか。仮説と検証を繰り返しながら正解を求めることができる能力のことです。
これらの「仮説思考力」や「イメージ化能力」は、実は算数だけでなく他の教科の基礎になります。さらには生きていくうえで必要な問題解決能力にもつながっています。企業で、新人対象に「仮説思考力トレーニング」という別名で研修も行っていますが、中身は実は「パズル道場」とほぼ同じものが多く含まれています。パズルは複数の事を同時に考えられるようにするため、仕事における様々な局面でも役立ちます。
伸びる子に育てたいというのは親共通の思いですが、伸びる子に育てるには「やる気」がとても重要です。
やる気には「達成感」によるやる気と、「本来の楽しさを体感」することによるやる気の2種類あります。
通常、できた、ほめられた、目標を達成した、点数が上がった、合格した等で達成感は得られます。達成感を得れば自然とやる気につながりますが、長期的に続かないだけでなく、難易度が上がったり量が増えたりなど、ハードルが高くなると簡単に失ってしまいます。もちろん達成感を味あわせることも大切ですが、それは長期的に持続するやる気ではなく、あくまでもスターターとします。
勉強であれば、たとえば算数の科目本来の楽しさ。スポーツであれば、たとえば野球本来の楽しさです。できたできない、勝った負けたではなく、それぞれの本来の楽しさです。
それでは、算数における「本来の楽しさ」とは何でしょうか?
算数の科目本来の楽しさとは「考えるプロセス」です。(正解を求める事ではありません。)もっと簡単に言うと考える時間そのものです。
したがって、簡単な問題は達成感は感じられても(考える時間がほとんどないので)科目本来の楽しさは感じられない。つまり、難しい問題でなければ科目本来の楽しさは感じられません。
パズル道場では「算数本来の楽しさを体感」させることで、難易度が上がるなどハードルが高くなったときに「楽しい」と感じられる子を育てます。一般的には、年齢が上がったり、中学受験などになると難易度が上がります。よって、将来算数が伸びる子に育てるには「やる気」は非常に重要です。
算数のセンスは継続しないと力が付きません。
1回や2回やっただけで身に付くものではありません。
たとえ少しずつでも、継続的にトレーニングすることで高められていくものです。
スポーツの世界においても、競技そのものを行う事とは別に、筋力・持久力・瞬発力等の継続的な身体能力育成が不可欠です。パズル道場で育成される能力は、まさに学習面における身体能力的なものです。
パズル道場では、算数のセンスを育成するための継続的にトレーニングを行います。パズル道場は算数の“筋トレ”の場ともいえます。
当サイトでは、パズル道場の教材の中で、家庭でも取りみやすいものを「家庭学習用」教材として販売します。
近くにパズル道場の実施会場がない場合や、家庭でも取り組みたい方は是非ご活用ください。
パズル道場の教材は、正しい理論と方法論で取り組むことで能力が効果的に育成されます。
ご家庭で取り組む際にも、以下お読みいただき取り組んでいただくことをお勧めします。
パズル道場の問題は、1度解いて終わりではありません。
ただ解くだけでは、本当の能力は身につきません。
次のステップを1~3まで進めば、考える力や算数のセンスが育成されます。
いわゆる「根性で解く」です。
時間や、解ける解けないにはこだわらず、じっくり解きましょう。
算数の答えは1通りでも、解き方は1つとは限りません。
時間にこだわらず、「あーでもない、こーでもない」と、自分の解き方(自分の作戦)をたくさん考えましょう。
(解き方を自分で考える習慣が身につきます。仮説思考力が育成され、粘り強さが身につきます。)
早く解く事で、短時間で複数の仮説をイメージするトレーニングになります。
(集中力がつきます。ひらめき力があがります)
ステップ1~3を何度も繰り返すことで、仮説思考力やイメージ化能力が育成されていきます。
購入したテキストは、コピーを取って何度も取り組んでください。
(購入した本人が使用する場合に限りコピー使用許可。それ以外のコピー使用は一切認められません。)
さらにステップ3を繰り返したら ・・・ 。
問題を他人に説明すると理解が深まるように、自分で問題をつくることで理解が深まり、違う角度から問題が見られるようになり、さらに自分の作戦が考えられるようになります。(多面的思考力が身につきます。)
「これぞ!」という問題が出来たら、パズル道場まで送ってください。
パズル道場開発者が1つ1つチェックし、
名人としてふさわしい問題を「名人問題」として認定します。
50問集まったら「パズル道場 名人が作った問題シリーズ」として
当サイトで問題集として発売されます!
( 採用された方へは500円の図書カードが進呈されます )
パズル道場の教材は、「どう取り組むか」で効果が大きく変わります。
保護者様には次の3つをお守りいただくことで、
子どものパズル道場を取り組む姿勢が大きく変わり、効果が高まります。
算数本来の楽しさは、答えを導き出すプロセスです。
周りがアドバイスしてしまうと、問題を解く楽しさが半減するばかりか、考える力が身につきません。
その日解けなかったとしても、答えを教えず、別の日にまたチャレンジさせてください。
子どもに決めさせることにより、自主性・主体性を養います。
できなくても、頑張って考えたことを褒めてあげて下さい。
できなくても一生懸命考え、苦しんだ時間こそが、能力を育んでいるということを説明してください。
パズル道場の教材は、解ける解けないを目的に作成したものではありません。
自分自身で試行錯誤させ、出来ない時間、苦しむ時間をたくさん作り、それを通して本来の目的である能力を育成していくという教材です。
一番理想なのは、子どもを放っておき、好きに解かせることですが、低年令のお子様や、解く習慣が身につくまでの間は、上記を参考に保護者の方に上手に声掛けをしていただいたり、遊び感覚で、一緒に取り組むなどしていただけたら幸いです。